モチベーションをアップさせる偉人の名言 〜仕事編〜


 

言葉には大きな力が秘められています。
特に日本では、古くから言葉には不思議な力が宿ると考えられ「言霊」という概念さえ持たれています。

人間の感情は一定ではありません。楽しいときもあれば、何もやる気が起きない日だってあります。
やる気がない、落ち込んでしまっている方々のために、少しでも前向きになれるよう、過去の偉人たちの名言を、個人的な見解を添えてお送りしたいと思います。

 

今回は「仕事編」をご紹介していきます。

 

 

相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。

<ジョージ・バーナード・ショー>
・アイルランドの文学者、脚本家、ジャーナリスト

相手の気持ちを考えず、話したいことだけを話して、強引になっていませんか。あなたの勢いに、相手は黙ってしまうかもしれませんが、決してそれは相手の気持ちが変わったわけではありませんよという意味なのだと、筆者は受け取りました。

共感とは笑顔の中で生まれます。相手を納得させたとき、その相手が笑顔かどうかによって、その納得が本物かどうかを知ることができるのではないでしょうか。

 

考えなさい。
調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。

<ウォルト・ディズニー>
・エンターテイナー、実業家

ディズニーの生みの親でもあるウォルト・ディズニー氏の言葉です。
彼は考え続けることが重要だと説いています。確かに、考えずに生きるのは、死ぬのと同義だと、誰かも言っていました。
ウォルト・ディズニー氏といえば、もうひとつ紹介したい言葉があります。

 

逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。

素敵ですね。逆境に立たされた時に輝ける人間は、放つ光で他を魅了できるということでしょうか。

「泥水が、あればこそ咲く、蓮の花」なんていう言葉もありますが、逆境とは、いわば人間の本性が出る場面。そこで歯を食いしばり、来たるときをじっと待ち続けることが大切なのです。

逆境の中で咲く、それはつまり、苦しいときをどれだけ耐えられるかが重要だと説明しているのかもしれません。

 

金よりも大事なものに、評判というものがある。
世間で大仕事をなすのに、これほど大事なものはない。
金なんぞは、評判のあるところに、自然と集まってくるさ。

<坂本龍馬>
・江戸時代末期の志士、土佐藩郷士

こちらも素敵な考え方です。
評判さえよければ、お金なんて後からいくらでも付いてくる、そういう考えの下で行動できる人がどれほどいるのでしょうか。

もちろん、評判ばかりを気にしてしまうのもあまり良くはありませんが、常に物腰が柔らかく、誰にでも笑顔で接することができる人のところに、仕事もお金も集まってくると思います。何歳になっても、この気持ちを忘れないようにしたいと思います。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。

 

反対者には反対者の論理がある。
それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。
問題の本質的な解決には結びつかない。

<渋沢栄一>
・日本の武士、 官僚、実業家

深いですね。反対者には反対者の論理がある。この部分が特徴的だと思います。
人間、否定されるのはつまらないものですし、落ち込んでしまうものです。
それでも、まずは感情的になるのではなく、理性を持って相手の意見に耳を傾け、そこからさらなる発展を目指していくのが効果的ですね。

 


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