vol.7 自由シフトのメリット・デメリット
前回は、自由シフト制を導入するなら今がチャンス! というご説明をしてきました。
求職者が求めているものをいち早く提供することで、
他社よりも抜きん出て人財を確保することができるのです。
しかし、他のホールでやっていないことをやるのには少し勇気が要りますね。
今回は、そんな自由シフト制を導入する際に考えられるデメリットと現状を
しっかりとご紹介していきたいと思います。
自由シフトの現状
シフトを制作するためには、まずはアルバイトから
翌々週の【月曜日〜日曜日】の希望シフトを提出してもらう必要があります。
提出の仕方にはさまざまな方法がありますが、
紙に書いて提出してもらう方法はオススメできません。
なぜなら、①シフト作成時に間違いがでやすい
②見逃しがでやすい③提出し忘れが起こりやすいからです。
そのため、紙での提出ではなく事務所の端末に直接入力してもらうようにしたり、
専用の管理システムを設けてスマホやPCから入力してもらったりする方法が
最も好ましいと言えるでしょう。
データ管理にすることで、シフト制作時のミスが防げるだけではありません。
シフトが提出されていなかったときに会社から連絡がくるようにしておけば、
提出のし忘れもなくなるのです。
締め切り日までの希望シフトの出し直しは可能ですが、
会社がシフトを作成し終われば、基本的に変更は不可となります。
(シフトが完成したら、スタッフには確認のチェックを 入れてもらうようにしましょう!)
もし急用が入ってどうしても出られないようならば、
アルバイト自らが代わりのスタッフを探してきたり、シフト作成者が代わりを探したり・・・。
また、適正人数を考えながらシフト制作を行っていく中で、
やはり人数の「不足」「過多」がでてきます。
「不足」の場合は、その時間前後に出ているスタッフに時間を延ばしてもらい、
それでも足りない場合は他のアルバイトに頼むしかありません。
電話やLINEでスタッフと連絡を取り、断られたら次の人に声をかける・・・。
この交渉の作業が結構大変なのです。
そして、「過多」の場合は、 泣く泣く希望者の時間を削らなくてはなりません。
もうお分かりいただけたかと思いますが、 自由シフト制は、
「全員が全員、出したシフト通りに働けるわけではない」のです。
提出シフト>実際の勤務シフトの可能性もあります。
しかし、その分パフォーマンス(仕事ぶり)の良い人を
優先してシフトに入れることが可能です。
限られた予算の中で、より生産性の高い人財をホールに出すということができるのです。
このように自由シフト制の導入は、会社全体のパフォーマンスの向上に繋がります。
これを機にあなたのホールでも導入してみてはいかがでしょうか!
弊社では、そのために必要なノウハウを教える手助けを行っております。
何か疑問点、ご相談などがございましたら、
些細なことで構いませんので、ぜひ私までご相談ください。
執筆:小田利德
提供元:パチンコバイト