桜の種類と開花時期に違いってあるの?
3月21日、東京でも例年より2日早く、桜の開花が宣言されました。
間もなくお花見シーズン到来。4月前半は、綺麗な桜を眺めながら、お酒を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
では、そんな綺麗な桜は、いつまで咲いているのでしょうか。そして、種類によって咲き始める時期は違うのでしょうか?
今回は、桜の種類と、開花時期についてお伝えしていきたいと思います。
・日本の美の象徴
桜は古くから日本の美の象徴とされていました。
桜の種類ごとに花言葉が用意されていますが、主に「純潔」「優れた美人」「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」など、素敵な言葉が多く用意されています。
ただし、「気まぐれ」などの言葉もあるみたいなので、多くの人が魅了されてしまうのも無理ありません。
・実は豊富な桜の種類
桜とひと言にいっても種類は様々あり、日本国内では約600種類にもなるそうです。スゴいですね。
中でも一番有名なのは「ソメイヨシノ」。誰もが一度は聞いたことがある名前だと思います。全国にある桜の名所のおよそ9割近くで咲いているそうです。
・2つの桜
「山桜」と「里桜」。この2つが桜の基本になっています。
野山に自生しているのが「山桜」で、品質改良されたのが「里桜」です。
ちなみにソメイヨシノは、観賞用に改良された里桜になります。
まずはこの2つの桜の区別を覚えておきましょう。
・桜ごとの開花時期
まずは「マメザクラ」「チョウジザクラ」「ヒナギクザクラ」。この辺りの桜は、3月中旬から下旬にかけて咲き始めます。これらは小輪の桜と呼ばれ、花びらの大きさが2.5cm以下のものになります。
お次は大輪の桜と呼ばれる「ショウゲツ」「ヨウキヒ」「カンザン」。これらは花びらの大きさが3.5cmほどになるのが特徴で、主に4月上旬から中旬にかけて綺麗な姿を見せてくれます。
いかがでしたでしょうか。
桜は1年のうち、わずかな期間しか咲きません。
ぜひ今年も、桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。