vol.10 頻発する面接ドタキャン被害を防ぐ
みなさんにお伺いいたします。
求人広告を見たからと連絡があり、折角面接日を設定したのに、
当日、その人が来ない……そんな経験に心当たりはありませんか?
頻発するドタキャン被害
長年人事を担当していれば、面接予定者が面接当日に来ない、
つまり「ドタキャン」をくらった経験がある方も少なくはないと思います。
わざわざ時間をやりくりして準備をしても、
ドタキャンが多くては嫌になってしまいますよね。
応募者はそこで働きたくて応募したはずなのに、
なぜ面接当日になってドタキャンしてしまうのでしょうか?
ドタキャンの理由、それは……
多発するドタキャン。その理由は……
①他の職場で働くことが決まった。
②実際にアルバイトをする店舗を下見したが、想像と違っていた。
この2つが多いと言えます。
①については、昨今のWEB求人媒体には、「一括エントリー」なるものがあるので、
アルバイトの同時応募も珍しいことではありません。
他でアルバイトが決まってしまえば、
面接のキャンセルというネガティブな作業をしたくない人もいるでしょう。
②は店舗側の問題で、大きな「機会損失」のひとつと言えるでしょう。
(いずれにしても、事前にお断りの電話の一本でも欲しいところですが……)
昔のように、アポを取る段階で電話をする必要がないので、
応募者と採用側の距離は面接の段階では格段に遠くなっていると言えます。
顔も見たことない、話もしたことないため、
「ドタキャン」がどれほど相手にショックを与えるかということを
まったく認識していないのです。
①は、こちらで改善することは難しいですが、
②ならば対処することは可能です。
私がお勧めするのは、
「人がいなくてつらい時間帯ほど、従業員満足度の高い空間を作るようにすること」です。
「人がいないから、人員を募集するんだから矛盾している!」と思われるかもしれません。
しかし、折角その時間に働ける人が応募してきてくれたのですから、
決して無駄にすることはできませんよね。
たとえ期間限定で近隣店舗から応援を借りてでも、
人手を充足させて、良い雰囲気を演出するようにしましょう。
【お知らせ】
私が提供しているサービスの一つに「リテンションカレンダー」があります。
12枚のカレンダーで、年間の流れに沿って今回の記事のような
「離職抑制」「モチベーションUP」「人材育成」「戦力、生産性UPアイデア」
の成功事例・ノウハウがタイムリー(ここが大事)に記載されています。
人に強い企業とされる「マクドナルド」時代のノウハウと、
その後のパチンコ業界の事情をマッチングさせた内容となっております。
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または、03-5357-1917(担当:村岡)まで。
「カレンダーの件で」とお伝えください。
執筆:小田利德
提供元:パチンコバイト