意外な事実も隠れている?企業ロゴの由来
みなさんはコンビニで買い物はしますか?
筆者は週に数回ほど行きますが、やはり便利だなーと思っています。
便利すぎて便利なことが忘れるほどに便利です。
そんなコンビニなどで、普段、何気なく目にしている看板やロゴ。
様々なデザインが見るものをひきつけますが、そもそも、なぜそのデザインが採用されたのでしょうか?
今回は、有名企業のロゴの由来について調べてみたいと思います。
・セブンイレブン転載元:セブンイレブン
まずはセブンイレブン。カラーは緑・赤・オレンジの3色で形成されていますが、過去に、この疑問に対して、セブンイレブン・ジャパンが、回答をしています。
アメリカでの使用があまりに古く、正確な意味合いは分かっておりません。 これが本来の意匠した時の意味合いかはわかりかねますが、 オレンジ色は夜明けの空の色 赤は夕方の空の色 緑は砂漠のオアシスを表し 日の出から日没まで、お客様のオアシスになる店舗との意味合いで作られたと言われております。
つまり、あくまで上記の説が濃厚というだけで、正確な由来はナゾということです。ワクワクしますね。
ちなみにもうひとつ、セブンイレブンのロゴは、中心の英字の「n」だけが小文字ですが、気づいていましたか。
こちらは当初、「7 ELEVEN」を商標登録しようとした際、一般名詞のため、登録できない可能性があったらしく、最後を「n」にしたという説があります。
しかし、こちらもあくまで説なので、確証はないそうです。
さすがセブンイレブン、謎めいているところが最高です。
筆者の一番好きなコンビニはセブンイレブンです。
・ファミリーマート転載元:ファミリーマート
セブンイレブンと似た3色でデザインされていますが、こちらは正確な由来があります。公式の回答によると、
ファミリーマートのベーシックカラーは、人々に最も親しみを感じさせる色であるブルーとグリーンです。 ブルーは都会性・知性・希望・自由を表現。 グリーンは自然(環境保護)・フレッシュ感・若々しさ・清潔感を表わしています。 また、ブルーは「わきでる泉」、グリーンは「樹木の緑」を表わし、組み合わせることで「快適環境」を表現しています。
快適環境を表現しているって、自然のことを一番に考えているということですよね。素敵です。
筆者の一番好きなコンビニはファミリーマートです。
・ローソン転載元:ローソン
セブンイレブン、ファミリーマートと続けば、ローソンも忘れてはいけません。
ローソンといえば、中心にある大きなミルク缶(ミルクタンク)です。
なぜミルク缶が真ん中に陣取っているのでしょうか。
ローソンのロゴは、ローソンの歴史と関係しています。
公式ページの企業情報ページにある「ローソンの由来」の言葉を要約すると、
1939年、米国オハイオ州にJ.J.ローソン氏が牛乳販売店を営んでいました。 このお店は「ローソンさんの牛乳屋さん」として評判を呼び、その後、J.J.ローソン氏は「ローソンミルク社」を設立して日用品などの生活必需品も販売するようになり、コンビニエンスストア「ローソン」というチェーン名もアメリカンファームを連想させるミルク缶デザインも実はこの米国の牛乳屋「ローソン」が発端となっているのです。
ローソンの出発点が、アメリカの牛乳屋さんというのは、初めて知りました。
牛乳屋を営んでいたJ.J.ローソン氏はきっと、地域のことを一番に考えて、お客様と大切にしていたのではないかと、筆者は考えます。さすがはローソン。
筆者の一番好きなコンビニはローソンです。
・スターバックス転載元:スターバックス
ロゴの由来の前に、まずは店名の由来から説明する必要があります。
店名は当初、ハーマン・メルビルの小説「白鯨」に登場する船「ピークォド号」になる予定でしたが、同作に登場する航海士「スターバック」からきているとされています。
またロゴには、船や航海士と関係が深い、ギリシャ神話に登場する怪物「セイレーン」が用いられています。
・ドトール転載元:ドトール
コーヒー豆をイメージしたシンプルなロゴ。
特に深い意味などはないように思えますが、よく見てみると、2つめの「O」が黄色く、さらには傾いています。これはいったいなぜでしょうか。
実はこれ、英語圏での読み方が関係しているそうです。
そのままだと「ドーター」と読んでしまう人が多いことを懸念し、「O」を黄色くして目立たせることで、「ドトール」と読んでもらえるようにしたという話があります。
ちなみにドトールという名前は、創業者である鳥羽博道氏が働いていたブラジルの地名に由来しているそうです。
いかがでしたでしょうか。
当たり前のように見ているロゴも、由来が分かると見方も変わるのではないでしょうか。