飲み会などのお誘いを上手に断るには?


断らないことが一番なんですけどね。

 

とはいえ人間誰しも、気乗りしないときはあります。
特に苦手な取引先や上司などからのお誘いは、出来ることならお互いに嫌な思いはせず、波風は立てたくありません。

「誘われ上手は断り上手」なんて言葉があるように、何度断っても、ついつい相手が誘いたくなってしまうような人を目指したいものです。

 

今回は、相手からの飲みの誘い方をレベル別に分けて、上手に断る方法をご紹介していきたいと思います。
真面目に読むと後悔するので気をつけてください。

 

 

・★☆☆
「来週末、一杯どうかな?」

取引先もしくは上司から簡単に誘われた場合です。レベル1ですね

断りやすい言葉だと思いますので、特に何も考えることはなく「すみません。その日はどうしても予定が入っていまして。父の裁判なんです」とでも言っておけば何事もなく切り抜けられるでしょう。

そもそも気づかいが上手く相手の気持ちをくめる人は、レベル1以上の誘い方なんてめったにしません。

 

 

・★★☆
「〇〇君、よかったら今夜、一杯どうだね? 君が好きだって言ってた日本酒を安く飲める場所があったんだよ」

はいきました。なかなかの高難易度です。

「一杯どう?」という言葉に加えて、「君が好きだって言ってた日本酒を——」という部分で、君のためにお店をリサーチしたんだよという、なんともおそれ多いお言葉までついてきました。2コンボです。

お店まで見つけていただき、本当にありがとうございます。でもどうしても行けないんですという気持ちを最大限に伝えるとともに、それに匹敵する言い訳を用意しましょう。

この場合は、「本当ですか!? 嬉しいです! 絶対行きま…あ、あぁ…えっぐ…えっぐ…(ここで涙)。うぅ…、すみません…。その日、その日は…うっ…。父の裁判なんです…。うわーん!(たたみかけの涙)。ヒュー、ヒュー(過呼吸)」。

これで完璧です。むしろちょっと引かれます。

 

 

・★★★
「来月の〇日って、君の誕生日だよね? サプライズでお祝いしようとしたけど、予定があるって言われたら困るから、先に伝えておくね。来月の〇日、君の誕生日パーティーを開催するから、楽しみにしててね!」

一ヶ月前から言っておけば、さすがに断ったりしないだろう。さらに主役は君なんだという意味です。

これはもう「絶 対 逃 が さ な い か ら」ということです。逃げられるものなら逃げてみやがれ。プリズンをブレイクできるかいと言わんばかりです。

この場合は、「ありがとうございます。でも実は自分の誕生日は、家族で毎年旅行に行くことになってるんです。それに今年は父が定年を迎えた関係で、旅行プランは父が全部立ててくれてるんですよ! 昨日もニコニコしながら『お前が絶対に喜んでくれるプランにするからな』って言ってくれて。ずっと仕事一筋で、職人肌で、頑固だった父があんな笑顔を見せてくれて、本当に嬉しかったです。でも大丈夫です。父に無理だって言うんで」。

 

これでほぼ切り抜けられるでしょう。最後に父が裁判とでも加えておけば、なおさら完璧です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

まったく参考にならないと思いますが、使う場面がくるかもしれないので、ぜひ覚えておきましょう。

あと「誘われ上手は断り上手」なんて言葉はありませんので、あしからず。


Yusuke


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