5号機の思い出。初期の頃に登場した台を振り返る


タイトルを読むだけでも懐かしいですね。アステカや大花火などから始まった4号機ですが、その後、北斗の拳SEや鬼浜爆走愚連隊などの4.7号機が惜しまれつつ消えていき、パチスロで5号機が登場したのが、2005年。

当時は4号機と比べ、大幅に制限された出玉性能や、ボーナスのストックが禁止されてしまったことで、こんな台を打つ人がいるのかと思っていましたが、いまになって思い出してみると、楽しい台があったのもまた事実です。

 

今回は、そんなパチスロ5号機の初期に登場した台を振り返っていきたいと思います。

 

・新世紀エヴァンゲリオン

パロットの花月伝説を除けば、2005年10月頃に市場へ初めて登場したパチスロ5号機が、この新世紀エヴァンゲリオンです。
青いシンジパネル、赤いアスカパネル、そして黄色のレイパネルと、3色が登場しました。

タイプとしては今のAタイプで、ビッグボーナスならば約360枚を獲得することができました。
またこの台の特徴は、レギュラーボーナス後に用意されている「レイチャンス」と呼ばれる100ゲームのRTです。今でこそ普通だと思われているかもしれませんが、当時は不思議な気持ちでした。懐かしいです。打ちたいですね。

あと、この台は一切液晶を見ないでも楽しめます。

 

・ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて

もうタイトルに文字を起こした時点で懐かしすぎて泣きそうになります。
JPSから2006年に登場したこの台は、出目と演出のバランスがとにかくおもしろかったんです。

また、スイカなどの重複小役を取りこぼすと、2ゲームのRTに突入するのも楽しかったですね。
あと、いまで言うところの萌えスロってやつですね

 

・ゴルゴ13 THE PROFESSIONAL

ボーナス成立時に1枚掛けをすることで、リプレイ確率がアップし、15枚のプラム獲得することができることで、1ゲーム純増約0.1枚で微増できるとかいうまったくもって使えない攻略法が出た台です。

そもそもあのクッソうるさい銃声音に耐えながら延々と1枚掛けでボーナス図柄を揃えないでいられるほどの鉄壁メンタルを持っていたら、パチスロじゃなくて株とかで儲けられますよ。

あの男に連絡だ!

 

・逮捕しちゃうぞ

2006年に登場しました、逮捕しちゃうぞ。ループボーナスなるものが存在し、消化した後は特売タイムというRTへ突入します。ただこの特売タイム、おばちゃんがひたすら原付に乗っているという何とも言えない演出が印象的でした。そもそも筐体左側の特売タイムのランプもおばちゃんだし、仕方ないよね。

しかも、特売タイム中で捨てられている台がたまにあったので、意味もなくホールに立ち寄ったりしていました。懐かしいね。

 

・ジャックと豆の木

「5号機で万枚も夢じゃない」という台でしたので、2006年に登場したときは、けっこうな話題になりました。
バー揃いで、RTゲーム数が2,000ゲーム、純増は1.5枚と、一度のバー揃いで約3,000枚が期待できました。

ただし、バー揃いは1/8,092と、GOD揃いのようなものなので、やや大変です。
というか、そもそも私の場合は揃えられません。

 

・もえろ!ハーレムエース

ネットから登場した台。良い意味で「ネットの台」という印象なのですが、特筆すべきは、ボーナス中の挿入歌です。
「風の向こうへ」は本当に名曲中の名曲なので、ぜひいまからでもCDを手に入れて聞いて欲しいです。

 

・シェイクII

個人的に「打ち込んだ5号機ベスト3」に間違いなく入る台です。ハーレムエース同様、ボーナス中のミュージックが最高です。特にサボハニ揃いからLIVEステージ経由でBIGボーナスを引き、ナジャたんを選択したときに聞くことができる「Sense Or Reality」は母親に感謝です。

プレステ2でもシミュレーターソフトが売られているので、ぜひ買っていただきたいです。

 

・パチスロ北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章

パチスロ北斗の拳シリーズの3代目、5号機としては初めて登場した作品ですが、マイナーチェンジ版の「Next zone 闘」と「Next zone将」の登場により、あっという間に闇へ屠られました。
というのも、とにかくキツい。何がキツいのか分からないほどキツい。演出面はラオウが主人公になり、後に他の作品でギャグ要員として扱われる南斗五車星がパチスロで初登場しました。

リプレイハズしなど、ある程度の技術介入が必要でしたが、ただ、どうしてもキツい。死闘演出中にもリプレイハズし告知があり、愚かにもチェリーを取ろうものなら、問答無用で覇王モードが終了するという、鬼畜仕様。私も1回やりました。愚かです。
「Next zone」シリーズが登場したスパンを考えると、サミーとしても黒歴史だと認識しているんでしょう。いかんせん、RTは純増がマイナスだし、機械割も設定6で106.8%と、遺書を書きながら打つレベルです。

 

いかがでしたでしょうか。こうして考えると、思い出補正の影響もあって、純粋に演出や曲を楽しめた台が多かったですね。

今回紹介した台は、機種によってはまだ設置されている店舗もあるようなので、気が向いた方はぜひ、打ちに言ってみてはいかがでしょうか。その際は遺書をお忘れなく。

Yusuke


Top