日本三大がっかり名所って知ってる?
5月13日に「変な日本三大○○」というコラムを書きましたが、今回はあまりにも残念すぎる名所をご紹介したいと思います。
【前回の記事はコチラ】
そもそも「名所」ってどういう意味なのでしょうか。
辞書によると、名高い場所、名のある場所と書かれています。ただし、現代ではプラスの意味だけではなく「自殺の名所」などのように、マイナスな意味で使われることも少なくありません。
どちらにせよ、有名ならば名所ということかもしれませんが、名所だけどがっかりって、さすがに矛盾しているように思います。巨乳だけどブスって言ってるようなもんです。
さて、そろそろがっかり名所の紹介をしていきましょう。
・オランダ坂
Wikipediaによると、オランダ坂は、大浦海岸通電停側から石橋電停側の誠孝院(じょうこういん)前の坂までの切り通し、活水坂、英国聖公会会堂跡前の坂一帯の総称。江戸時代から明治時代にかけては、東洋人以外の人がよく通行していたそうです。
そんなオランダ坂ですが、がっかりポイントはどこかというと、坂の下も上り切ったところにも、何もないのです。何もないったら何もないのです。
ストリートビューの画像で説明しますと、これは坂を上り切ったところです。左に見える2本の石柱が坂の上り終わりなのですが、待っていたのはT字、ただのT字。圧倒的T字。
そりゃあがっかりっすわ!
・札幌市の時計台
Wikipediaによると、札幌市時計台は、北海道札幌市中央区にある歴史的建造物で、国の重要文化財。
正式名称は「旧札幌農学校演武場」で、通称として「札幌時計台」または、単に「時計台」と呼ばれることも多いそうです。
そんな時計台ですが、がっかりポイントはどこかというと、周囲の環境にあります。時計台そのものには罪はないのですが、周囲がビル群や大通りで、思いっきり都会なんです。
どこに罪があるかのか、強いて言うならば、時計台があることを知りながら、周囲をどんどん発展させていった市に罪があるかもしれませんね。
「いつの時代も、罪を作るのは人間だ」-ドルチェナ・クライス博士-
ドルチェナ・クライス博士なんて人はいないんですけど、時計台の周辺をストリートビューでご覧いただきましょう。
どうでしょうか。こんなん札幌じゃないですよ。日本橋ですよ、日本橋。
・播磨屋橋(はりまやばし)
Wikipediaによると、播磨屋橋は、高知市中心部にある道路橋で、長さ約20mの桁橋である。俗に、ひらがなではりまや橋と表記されることも多い。
いろいろと調べてみたのですが、この橋は江戸時代からあるようです。現在は時計台同様、周囲が発展しすぎて雰囲気も何もなくなっているそうです。
さらにがっかり感に拍車をかけているのが、橋の短さです。長さが約20mしかないので、迫力もありません。
高知市出身の友人いわく、本当に来ないほうがいいそうです。
いかがでしたでしょうか。
がっかりも行き過ぎると、逆に観光したくなってきますよね!
え、なってこないって? じゃあなってこないね、うん。