低GI食品を食べれば、健康になれる?
数年ほど前から、SOYJOYなど大豆を原料にした、いわゆる「低GI食品」なるものが広まってきています。
体に良いというイメージが浸透し、仕事中やちょっとしたときに食べる人も多いのではないでしょうか。
しかし、低GIの意味をご存じでしょうか。何となく健康的だからという、別に絶対知っていないくてもいいやなんて気持ちでいたら、この先、間違いなく大変なことになりませんよ!
せっかくなので、今回は低GIとそれに該当する食品をご紹介したいと思います。
食品のことが分かれば、もっともっと健康になれるハズ!
・GIって何なの?
GIとは、グリセミック・インデックスという言葉のそれぞれの頭文字を取った略語で、食後に上昇する血糖値の度合いを示します。
簡単にいうと、このGI値の度合いが低ければ低いほど、血糖値の上昇が穏やかになり、反面でGI値が高いと、血糖値の上昇が激しくなってしまうのです。
低GI値の食品を摂取すれば、急激な血糖値の上昇を抑えることができ、食べすぎを防止し、肥満の予防や改善にも繋がるのです。スゴいね、低GI。
ちなみに筆者はよく周囲から低IQと言われます。
・GI値の基準
オーストラリアにあるシドニー大学では、GI値70以上を「高GI食品」、GI値55以下を「低GI食品」と定義しています。56〜69は「GI食品」だそうで、どちらでもないらしいです。
では実際に、高GI食品と、低GI食品をご紹介していきましょう。
・魔の高GI食品
【主食類】
95:食パン
95:フランスパン
88:白米
88:ビーフン
85:もち
85:うどん
83:ロールパン
80:そうめん
75:コーンフレーク
73:インスタントラーメン
お米、パン、麺は、軒並み高いGI値です。
量を減らすように心がけましょう。
【野菜】
90:ジャガイモ
80:ニンジン
75:山芋
75:とうもろこし
65:長いも
65:かぼちゃ
根菜はGI値が高いことが分かります。
【お肉】
なし
なしなのです!どんどん食べるのです!
・救いの低GI食品
【主食類】
55:玄米
55:ライ麦パン
54:そば
50:全粒粉パン
32:春雨
お米より玄米、パンならふすまパン、麺は春雨に置き換えましょう。
【野菜】
26:キャベツ
25:アスパラ
25:ブロッコリー
24:こんにゃく
23:小松菜
23:キュウリ
23:レタス
やはり葉物はGI値が低いというのが分かりますね。
いかがでしたでしょうか。
まとめると、主食はなるべく少なくして、葉物野菜とお肉を積極的に食べましょうということになります。
これなら意外とできるのではないでしょうか。
食生活が気になる人は、ぜひ活用してみてください。