今日から使える! 心理学を応用した交渉術①
心理学という言葉を聞くと、皆さんはどのようなイメージが浮かびますか。
不思議、怖い、憶えてみたい、などなど…。誰もが気になってはいるものの、実践している人は少ないのではないでしょうか。
専門知識が必要だと考えている人も多いようですが、実は、そんなことは一切ありません。ちょっとしたコツさえつかんでしまえば、日々の生活や仕事に役立てることができるのです。
相手を自分の思い通りに、なんてことは不可能ですが、少しでも自分の希望が通るように、可能性をアップさせる交渉術をご紹介していきましょう。
大きな要求を先に出して
後から小さな要求を提示
一番有名な交渉術のひとつとして挙げられるのが、こちらの方法。まずは大きな要求を提示して、その後で小さな要求を出して、通しやすくします。
例えば、彼女が彼氏に対して「旅行へ行きたい」という要求を提示する場合には、
彼女「今度の旅行は、一週間休んで沖縄に行きたいなー」
彼氏「さすがに一週間も休めないし、沖縄だと飛行機の予約も大変だしなぁ」
彼女「近場の温泉に1泊2日の小旅行でもいいよ!」
彼氏「それなら大丈夫! 来月にでも行こうか」
結果として、彼女は見事に旅行へ行くという希望を叶えたのでした、めでたしめでたし。
この方法を「ドア・イン・ザ・フェイス」といいます。
また、これとはまったく逆の方法も存在します。
小さな要求を先に出して
段階的に要求を大きくしていく
「ドア・イン・ザ・フェイス」とは逆の方法ではありますが、小さな要求をした後、次にいきなり大きな要求をするのではなく、段階的に要求を大きくしていくのです。
これは、一度決めたことは変えたくないと思う人間の気持ちにアプローチする方法です。
例えば、保険のセールスなどにおいて、
セールスマン「毎月の支払いが安くて、安心のプランはこれです」
顧客「(感動で震えながら)いいですね、それにしよう」
セールスマン「ちなみに、あと1,000円プラスするだけで、こんなに特約が付きますよ」
顧客「(白目で)こんなに!? じゃあ特約も付けよう」
セールスマン「もうひとつ、最後に500円だけ追加すれば、入院日額が倍になっちゃいます!」
顧客「(泡を吹いて)それ! もうそれしかないよ!」
こんな感じで、結局、当初の予定よりも大きな金額で交渉が成立しました。
この方法を「フット・イン・ザ・ドア」といいます。
スタバで奢ってもらう時も、回数や日数をかけて、段階を踏みましょう。
「ドリップコーヒーを奢って」→「バニラクリームフラペチーノを奢って」→「クリーミー バニラ フラペチーノ with エスプレッソ ショットを奢って」→「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノを奢って」
最後のほうピカソの本名みたいになってますけど、段階を踏んでいるので、きっと大丈夫でしょう。
続いては、誰かをお誘いするときに使える方法です。