「親しみやすさ」を演出して面接を有利に進める方法

 

緊張しがちな面接の場面。
なんとか場の雰囲気を和ませようとしても、
どうしても上手くいかずに逆に緊張感を高めてしまうなんてことも……。

「親しみやすさ」とは？

面接中のような張り詰めた空気の中で親しみやすさを演出することは、
とても効果的です。
しかし、「親しみやすさ」と一口に言ってもなかなか想像がつかないかもしれません。

今回は、面接やビジネスシーンにおける親しみやすさについて考えていきたいと思います。

 

適度に身振り手振りを交えて話す

面接で程よくジェスチャーを取り入れることは効果的です。

小さく、話す内容にあったジェスチャーを付けるだけで、
「楽しそうだな」と親しみをもってもらえます。
また、身振り手振りは説明を補完する役割も担うので、
話す内容により説得力を持たせてくれるでしょう。

しかし、やりすぎは厳禁です。
大きすぎる動きは、落ち着きのない印象を与え、
人によっては「わざとらしい」とマイナスな評価に繋がることもあります。

あくまでジェスチャーは補足的な役割です。
大切なのは、言葉で話している内容であることを忘れないでください。

 

自然な笑顔が人の心を開く鍵

ジェスチャーに加えて重要なのが、笑顔です。

面接中はどうしても緊張してしまうので、意識していないと顔がこわばりがちです。
また、無表情になってしまうこともあるかもしれませんね。

しかし、それでは緊張がほぐれるどころか、
どんどん空気が重くなっていってしまいます。

そんな空気を打破するためにも、面接では意識的に笑顔を見せるようにしてください。
適度に笑みを浮かべながら話をしたり、相づちを打ったりするようにするだけで、
あなたに対する面接官の印象は大きく変わります。

ただし、へらへらと笑いっぱなしだったり、大きく笑いすぎたりしてしまうと、
「頼りないな」と思われたり、「緊張感のない人だ」と悪印象を持たれてしまう可能性もありますので要注意です。

コツは、口角をやや上に上げることを意識して力を入れることです。
上手くできない場合は、鏡の前で練習してみるようにしましょう。
自然な微笑みは、あなた自身の緊張もほぐしてくれるはずです。

 

くだけすぎるのが「親しみ」ではない

いくら親しみやすさを演出したいからといって、いらぬ本音を暴露したり、
無理に笑いを取ったりする必要はありません。

また、「うん、うん」と軽いノリで相づちを打たないようにすることも大切です。

「親しみやすさ」と「なれなれしさ」は紙一重と言えます。

「ありのままの自分を見せれば良い」というわけではないので、
気を抜いた態度で面接に挑むことのないようにしましょう。

 

まとめ

親しみを演出するためには、①適度なジェスチャーを交えて話をすること②微笑みを意識することがポイントです。

とはいえ、何事もやりすぎは危険です。
あくまでビジネスにおける親しみやすさであることを理解し、
面接官に好印象を与えられるように振る舞うことを意識しましょう。

 

 

執筆：Lisa