何が足りない? キャリアアップに必要な素質とは
なかなか思うようにキャリアアップしていかないと悩んでいる方は、
今一度自分の立ち位置・ビジョンを見つめ直してみる必要があるかもしれません。
空回りがちな方は要注意
周囲の人々に気を配らず、自分本位で意欲的になっている人は、
一緒に働いている人からすると「迷惑な人」という印象を与えてしまっている恐れがあります。
チームワークに支障をきたしてしまう可能性もあるのです。
「なんだか最近空回り気味かも」と感じる方は、
今一度、自分の立ち位置を見直してみるようにしましょう。
1.しっかりと土台は築けているか
あなたは今、キャリアアップのための土台はしっかりと築けているでしょうか?
実務の伴わない知識を持っているだけでは、何の意味もありません。
目標があるのならば、それに見合うだけの実力や経験、
知識をどんどん付けていく必要があります。
時間をかけてコツコツと努力するべきなのです。
「キャリアアップしたい」と口でいうことは簡単ですが、
実際は長い時間と、大きな努力が必要ということを忘れないようにしてください。
2.周囲の人々との関係は良好か
周囲の人々から自分がどのように見られているかということを考えてみましょう。
出世欲に駆られて、同僚たちの気持ちを考えない言動を取ってはいないでしょうか。
キャリアアップに人間関係の良し悪しは関係ないと考える方もいるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
一緒に働いている人々と友人のように仲良くする必要はありませんが、
相手を思いやる気持ちはいつ何時も持っていなくてはいけません。
それは、たとえあなたが多くの人を束ねる立場になったとしても変わらないでしょう。
仕事をする上で敵を作って得することなどひとつもありません。
円滑な人間関係が、あなたのキャリアアップの後ろ盾となるのです。
3.困難に立ち向かう姿勢はどのようなものか
思うようにいかないことが続いたとき、他者から心ない言葉を浴びせられたとき、
あなたはどのようにして立ち向かうようにしているか考えてみてください。
他者に責任転嫁したり、酷く落ち込んで何にも手に付かなくなってしまったりしてはいないでしょうか。
また、自分の置かれている立場を嘆き、文句ばかりを言ってはいないでしょうか。
成功している人はいくつもの失敗・困難を乗り越えて成功を掴んでいます。
困難を乗り越える度に成功に近づいていっていると言っても過言ではないでしょう。
上手くいかないときにこそ、自分の器の大きさが見えてくるはずです。
どんなときも冷静に、粘り強く努力することを忘れてはいけません。
まとめ
キャリアアップを目指して頑張っているのになかなか結果が出ない……そのように感じている方は、
今一度自分を見つめ直してみる必要があるかもしれません。
土台はしっかり築けているか? 他者と良好な関係か?
困難に立ち向かう姿勢はどのようなものか?……ということを考えながら、
自分に足りないものが何なのかをつきとめ、キャリアアップへの道筋を描いていきましょう。
執筆:Lisa