好印象を与える面接時の逆質問とは?
面接の準備で忘れやすいのが、「逆質問」について。
この質問ひとつで、プラスαのアピールになったり、
逆に一気にマイナス評価を与えるきっかけになったりもします。
事前に準備していくのが大切!
「本当に気になることを聞けばいい」と思っている方もいるかもしれませんが、
もしかしたらその一言がきっかけで面接官の印象を悪くしてしまう可能性も……。
質問は事前にしっかりと考えて、万全な状態で面接に挑みましょう。
1.逆質問はいくつ準備しておくべき?
質問は、できるだけ多く用意しておくようにしましょう。
あまりにも少ないと、面接のやり取りの中で
すべて答えが出てしまう恐れがあるからです。
できるだけ面接中のイレギュラーは避けたいところ。
ですから、面接前に質問事項を最低5つは準備しておくと安心と言えるでしょう。
2.してはいけない質問について
「自分で調べれば分かること」を聞かないように気をつけましょう。
特にコーポレートサイトに書いてあることを聞いてしまうことは
最も注意すべきです。
また、面接の中で既に答えが出ていることを聞くこともNGです。
「この人は話を聞いていない」と悪い印象を持たれてしまうからです。
「似たような話をしていたな……」と思ったら、
その質問は避けた方が無難ですね。
どうしても聞きたいことがある場合は、
「御社のHPで拝見したのですが〜」「先ほど○○とおっしゃっていましたが〜」などと前置きするようにしましょう。
3.本当に聞きたいことであっても避けるべき質問
給与について、休暇について、残業について……
本当に聞きたいことであっても、避けた方が良い質問もあります。
「仕事の内容よりも待遇重視」「自分のスキルや経験に固執」「入社できる気満々」「前職と比較」などの印象を感じさせる質問は、
マイナスな評価を受ける恐れがあるため好ましいとは言えません。
とは言え、聞きたいことを聞けずに入社するのも危険です。
このように一歩間違えると面接官の心証を悪くしてしまいかねない質問は、
言い回しに気をつけるように心がけましょう。
4.自分を売り込む逆質問とは?
では、どのようなことを質問すれば
面接官に良い印象を与えることができるのでしょうか。
逆質問を通して行うアピールには、
①やる気をアピール②長所をアピールの2種類があります。
やる気をアピールするためには、「同年代の社員の一日のスケジュール」や「入社までに勉強しておくべきこと」など、
面接先の会社で働くことを具体的にイメージした上で考えられることを尋ねるようにしましょう。
ただし、あまりにも入社前提で話を進めてしまうと
逆効果になりますので要注意です。
一方、長所をアピールするためには、
「私が培ってきた○○という経験は、御社で活かしていくことはできますか?」など、
自分の長所をアピールしながら、「御社で役立てたい」という思いを込めて質問するようにしましょう。
過度に自己アピールしないように、謙虚な姿勢を持つことが重要です。
まとめ
逆質問の時間は、面接における最後のアピールチャンスです。
あなたのやる気や長所をしっかりとアピールできるような質問をぶつけるため、
事前にしっかりと準備をしておくようにしましょう。
執筆:Lisa