あなたの足を引っ張っているのは「間違った謙虚さ」だ!
面接で「謙虚さ」をアピールすることは、
使い方を間違えると面接官にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
行きすぎた謙虚さで評価がダウン?
自分では上手く謙虚に振る舞っているつもりであっても、
「自分に自信がなさそう」、「仕事ができなさそう」などと思われてしまうことがあるのです。
それは何故なのでしょうか。
1.人の顔色を伺って話をすることはNG
間違った謙虚さの代表的な例が、「人の顔色を伺い過ぎること」です。
普段の生活の中であなたは、あまりに他人の反応を気にするあまり、
自分の意見を主張できなかったり、
本当は良くないと思っているのに相手に伝えることができなかったりすることはないでしょうか。
そういった過度な気の回しには、「謙虚さ」を通り越して、
ただの「言いたいことが言えない人」「八方美人」という評価に繋がることもあるのです。
面接でも同様です。
面接官の顔色の伺いながら話をしている姿は、
ともすると自信のなさをアピールすることになってしまいます。
必要以上に人の顔色を気にせずに、自分の意見に自信を持つようにしましょう。
2.成長意欲は忘れずに
謙虚であるあまり、
「自分はそこまで優秀ではないので」「自信はないですが」などと言ってしまう人がいます。
本当にそう思っているのならば、やや問題であると言えるでしょう。
「謙虚さ」を隠れ蓑にしながら、自分の欠点や足りないところを
「これが自分だ(だから仕方ない)」と思ってしまっている側面があるからです。
「これでいい」「これが自分だ」と考えてしまえば、
それ以上の成長が見込めなくなってしまいます。
「自分はまだまだ成長できる」と信じることが、大きな成長に繋がっていくのです。
適度な自尊心を持って、何事にも積極的な姿勢を持つようにしましょう。
3.本当の謙虚さとは?
本当の謙虚さのためには、「自分はまだまだだ」と考えて、
「もっと上を目指そう」と常に努力を惜しまないことが大切です。
いつでも自分の立ち位置に満足することなく、
常に目標に向かって努力していくようにしましょう。
たとえ、ある程度の評価を得るようになっても傲慢な態度は取らず、
地位が高くなればなるほどこの「謙虚さ」をもって行動することを
意識しなければいけません。
確固たる「自分」というものを持ちながらも、他人の意見を素直に聞き入れる姿勢が、
本当の意味での「謙虚さ」に繋がっていくのです。
まとめ
面接の場で「謙虚さ」をアピールすることは決して悪いことではありません。
しかし、間違った方法でアピールすると、
マイナスの印象を与えることになってしまう可能性もあります。
常に高い理想や目標を心に持ち、相手の顔色を伺い過ぎないことを意識して、
本当の「謙虚さ」を体現できるようにしましょう。
執筆:Lisa