苦手なアノ人を味方につける4つの秘策
仕事はイヤじゃないのに、あの人がイヤ……。
人間関係の悩みが原因で、仕事の効率が悪くなったり、仕事自体が嫌になってしまったりするのは、とてももったいないことです。
今回は職場の人間関係で悩むあなたへ、苦手な人と上手く付き合っていく秘策をご紹介いたします。
職場の人間関係を今すぐ改善!
「職場の人間関係が上手くいかないこと」は、転職のきっかけとして、もはや無視することのできないものになっています。一人で淡々とこなすことが多い職種だったとしても、仕事として一つの形にするためには様々な人との関わり合いは不可欠です。
人間関係を良好にすることができれば、あなたは今の職場でモチベーションを保ちながら働き続けることができるかもしれません。職場の人間関係を良好にするためにまずすべき4つのことをご紹介いたします。
1、あいさつはしっかり
出社したときは、「おはようございます」。退社するときは、「お疲れ様でした」、「お先に失礼いたします」。また、何か助言をもらったり、手助けをしてもらったりしたときは、「ありがとうございます」……。
「そんなの当たり前のことじゃないか」と考える人もいるかもしれませんが、それが案外できていなかったりします。基本的なことであればあるほど、日常の中に溶け込んでしまい、適当になってしまうなんてことはよくあることです。
良好な人間関係を築くためには、一番にあいさつが重要。
これだけはどんなときでも忘れないようにしてください。
ただし、心のこもっていない言葉は、相手に不快感を与える可能性があります。あいさつは、「相手に目線を向けて、明るく、元気よく」するようにしましょう。これに笑顔があれば、さらに好印象を与えることができますよ。
2、人のせいにしない
職場の人間関係が上手くいかないことに対して、「○○の態度が悪いから……」「●●が自分と合わせようとしないから!」などと、他者に責任転嫁することはしないようにしましょう。
そんなことをしていてもなんの解決にもならず、余計に心のもやもやが溜まっていくだけです。
相手の態度は、あなたのコミュニケーションの成果だと考えるようにしましょう。相手の不快な態度を改善するコツも、あなた自身のコミュニケーションの中に隠されているのです。
また、誰かが合わせてくれるのを待つのではなく、何かきっかけを見つけて自分から話しかけるなどして、自ら積極的に相手を知り、心を寄せて接していくことが大切です。
3、広い心を持つ
嫌な言葉を投げつけられたり、不快な態度を取られたりしても、「いちいち気にしない」を心がけることで、ずっと楽な気持ちで人付き合いをすることができます。
世の中にはさまざまな人がいるのですから、根本的にあなたと合わない人もいるでしょう。それも、1人や2人のはずがありません。
しかし、そういう人とも付き合っていかなくてはいけないのがビジネスパーソンの辛いところですね。
辛いからといって、自ら人間関係を絶ってしまっては仕事になりませんし、何か言われる度に気にしていては身が持ちません。
ですから、「こういう人もいるんだな」というくらいの余裕を持つことが大切です。そうすることであなたの態度も柔和になり、自然と周囲の人々との関係も円滑に進むようになるでしょう。
4、仕事に真剣に打ち込む
人間関係に疲れているからといって、まじめに仕事に取り組まないというのはよくないですね。仕事場はあくまで仕事をする場所であるということは忘れてはいけません。
人間関係で気持ちが晴れないときだからこそ、しっかりと自分の仕事をこなすようにしましょう。目の前の仕事に取り組んでいれば、余計なことを考えずに済みますし、もし仕事で成果が出せれば、自分の自信にも繋がります。
また、職場で自分の立ち位置をしっかりと確立することで、あなたは職場において「なくてはならない存在」として周知されるようになります。それにともなって、職場の人々のあなたを見る目も変化することでしょう。
まとめ
簡単な心がけで、こじれていた人間関係が良好なものへと変化していく可能性があります。気が付いてしまえばすぐにできるようなことばかりですので、人間関係に悩んだときはぜひ活用してみてください。
執筆:Lisa