vol.1 人数や単価で採用目標を定めるのは危険!?
定着率の高い大卒社員でも、入社3年以内に3割が離職する(厚生労働省調べ)時代です。
そのため、最近は研修や勉強会の開催だけではなく、「ホールのスタッフ不足を解消する方法を教えてほしい」という相談を受けることが多くなってきました。
特にパチンコ店は現場の労働力をアルバイトに依存しているため、「アルバイトの集めるコツを教えてほしい」という声や「アルバイト採用を媒体選定から全て任せたい」とお願いされるケースも増えています。
実際に、私は過去にさまざまな手法を用いて、新規店・既存店を問わず100人単位のアルバイトスタッフ集めを担当していましたが、実際に採用活動を行う上で常々意識してきたことがあります。
それは、採用量に惑わされないことです。目標人数を集めることが出来たから採用は成功した!
しかし、いざ働き始めてもらったらすぐに辞めてしまう…
接客サービス力が足りずお客様からお叱りを受けてしまう…
採用目的は、単に労働力を補うことではなく、ホールを円滑に運営するために新しい人材にサポートしてもらい、結果として売上・利益を伸ばすためではないでしょうか。
でも人がいないとホールが回らない・・・そういう考えもありますが、この因果性ジレンマの結論は、どちらも大切だということに尽きます。
執筆:小田利德
提供元:パチンコバイト