株式会社A-gon 金子亮太社長インタビュー


 

――電動ハンドルの時代になって久しいですが、手打ち式の頃とは法律も変わっていますね。

金子 確かに風営法上の決まりは変わっていますね。特に手打ち式の当時と比べて大きいのは、1分間の射出玉数が100発と決められています。こうした問題点を解消するための研究開発も進めました。

 

――100発以上打ち出すことはできないんですか?

金子 はい。しかし、だからといって大きな問題があるとは思っていません。手打ち式の時代のプロはそれ以上の玉を打ち出していたかもしれませんが、どう頑張っても120発程度です。普通に遊んでもらう分には気にならないレベルだと思っています。

 

――「手打ち式パチンコ」の噂を聞きつけたパチンコユーザーは、いったいどんなゲーム性なのかととても気にしていると思いますが……いかがでしょうか?

金子 最初に出す機械は、恐らく皆様が想像しているようなものです。いわゆるまさむらゲージの普通機だと考えてくださっていいですよ。それが原点ですからね。手打ち式のパチンコをしたことがない方がかなり多いと思いますので、まずはオーソドックスな機械を出して、古き良きパチンコを感じていただきたいと考えています。

 

――若い人にとって「手打ち式パチンコ」は、まったく新しい遊びとして火が付きそうですね。

金子 そうですね。自分の手で玉を打ち出す感覚は、今の若い方にも楽しんでいただけると思っています。また、以前手打ち式のパチンコを楽しんでいた年配の方が、若い人に見本を見せる……といった光景が見られるようになったらうれしいですね。世代を超えたコミュニケーションのツールになってくれたら、これほど喜ばしいことはありません。

 

――これからの意気込みを教えてください。

金子 「手打ち式パチンコ」の開発には、大いなる覚悟を持ってやっています。それだけに、今後どんどん面白いことを仕掛けていきたいと思っていますので、まずは皆様の手で「手打ち式パチンコ」に触れて、その魅力を存分に体感してみてください。

 

インタビューの最中、金子社長は私のような若輩者の言葉に対しても真摯に耳を傾けてくださいました。「手打ち式パチンコ」で、パチンコ業界を元気にしたい……。そんな意気込みをひしひしと感じることができました。

待望の「手打ち式パチンコ」がデビューした暁には、ぜひとも目一杯楽しんでみたいと思います!

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筆者:Lisa


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